損失水頭計算プログラム
口径・使用流量等から損失水頭を計算するプログラムです。
グラフからいちいち読み取るのが面倒なので作りました。
同じように、大変と感じている方は、使用してみて下さい。
参考文献
- 財団法人地域開発研究所 管工事施工管理技術研究会 管工事施工管理技術テキスト
- 財団法人給水技術振興財団 給水装置工事
注)
本プログラムは Java が使用できるブラウザで下に表示されます。
Internet Explorer "IE" 等が初期状態のままでで、"Java VM" プラグインが、
まだインストールされていない場合は、以下のサン・マイクロシステムズのホームページにアクセスして、
"Java VM"をダウンロードして、インストールしてください。
http://java.com/ja/
損失水頭計算プログラムの使用方法
まず、口径・流量等を入力してから、計算ボタンを押してください。
ただし、入力する数値の単位に注意して下さい(メートル・ミリメートル、秒・分、リットル・m3等)。
指定された単位に合わせて入力しないと、正しい結果は得られません。
口径が50mm以下の場合は、Weston の公式を使用して計算します。
口径が50mmを超える場合は、Hezen・Williams の公式を使用して計算します。
流速係数
Hezen・Williams の公式を使用する場合は、流速係数を参照して計算します。
以下の値を参考にして、指定して下さい。
新管を使用して設計する場合
流速係数 | 内 容 |
130 | 直線部のみの場合 |
110 | 屈曲部分損失などを含んだ管路全体として計算 |
管種により指定する場合
流速係数 | 内 容 |
140 | 新黄銅管・新銅管・新石綿セメント管 |
130 | 新鋼管・新鋳鉄管・古黄銅管・硬質塩化ビニル管 |
110 | 古セメントライニング管・陶管 |
100 | 古鋼管・古鋳鉄管 |
限界流速
管径を決定する場合、管内流速を余り速くすると、ウォーターハンマーの原因となります。
よって、流速はある一定の値以下に制限する必要があります。超える場合は、使用流量を減らすか、
口径を大きくすると、速度を低下します。
一般には1.5 m/s 以下とするのが適当とされます。
以下に参考として、鋼管の限界流速を示します。
鋼管の限界流速
口径(mm) | 15 - 25 | 32 - 50 |
65 - 80 | 100 - 125 | 150 |
流速(m/s) | 1.8 | 1.85 | 1.9 |
1.95 | 2.0 |

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