紙に描かれた図面の利用

 既に紙に描かれた図面・地図等を CAD で使用したいと思う事はたびたびあります。 紙の場合は、切り貼りしてコピーしてしまえば、それでOKなのですが、CAD の場合は そうはいきません。
 一般的には、スキャナで読み込んで、画像データとして 貼り付ければ済む場合もあります。しかし、スキャナで読み込んだ画像は、 CAD で描かれる線(ベクターデータと呼ばれます)とは性質が異なります。 初心者には、この違いがよく理解されませんが、画像・絵(ピクセルデータ)と 線(ベクターデータ)には、大きな違いがあります。
 実は、絵をベクターデータに変換する処理は、コンピュータにとっては苦手です。 当然、苦手である変換を、うまく処理してくれるソフトは高価です。 高価な変換ソフトを購入できる会社はどうということはないですが、 JWW を使っている当社にとっては無縁です。 そこで安く又は無料で使用できるソフトを探して、なんとかしょうということになります。 ここではそんなソフトの紹介と操作手順を示します。
紹介するソフトは、 注)変換してあげてから、よく文句を言われるのですが、図面・地図などに書かれた文字は、 残念ながら、文字とは認識しません。 たんなる曲線の集合として表現されます。

操作手順としては、

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