ご購入方法&ご注意


農薬についての想い モバイル対応までしばらくお待ちください

無農薬にはしたいけれど

ふくちゃん農園ではJAと長野県果樹試験場で決める防除基準に沿って、登録農薬を使用して散布しています。なので無農薬栽培ではありません 「奇跡のりんごのお話も拝見しましたが、それはそれは長い歳月のはての奇跡でした。近隣でも耕作者の居ない畑が荒れてしまうのを目撃しますが、やはり周りの畑にご迷惑をおかけしてしまいます
農薬を使わずに果物を作れるとしたら・・・費用も抑えられて、、何よりも環境にも良いこととわかってはいますが、ひとつひとつの畑は小さく、どんなに気をつけようとも、周囲の畑から害虫が来たり、風に乗って菌が飛んできて、くだものは台無しになり、収入としての農業が維持できません。
しかし、それでも農薬は散布する私たち自身でもイヤな物ですから、できる限り少なくするように気を遣っています。
病害虫の発生状況を見極めて 適期に防除することが 非常に大切です

農薬って危険じゃないの?

例1・・・桃の線香細菌病ですが、自然のものである石灰を散布して細菌を焼いてしまったり、枝の中に潜んでいる部分をカットしてしまうことで8割程度減らすことが出来ました

例2・・・桃とリンゴには性フェロモン防除を行っています。ハマキムシ、シンクイガなどの葉や実をダメにしてしまう虫の雌のフェロモンをチューブの中に仕込んで、吊すだけで畑の中はフェロモンで充満して、虫の雄雌が出会えなくなって退治をしています
しかし効果は1.2割ぐらいでしょうか?

昔の農薬と違って 現在の農薬はよりいっそう環境や農業従事者への影響を軽減する方向で開発が進められています
 使用した後、速やかに分解する(易分解性)や 標的とする病害虫や雑草にたいして特有の性質のみをアタックする(選択性)などの方法があります
現在では花粉を運ぶミツバチは殺さないで 害虫のみを殺す農薬も開発されています

上記はフルーツセイフティ より引用いたしましたそれは、ひとつひとつ病変部分を取り除いたり、いち早く病気の発生を見抜くことでできることです。なかなか大きな成果は上がりませんが、ひとつひとつ地道な作業で元気な果樹作りをしていきます。

健康な樹と土地を目指して

毎年、1年分の反省をして、翌年に望むのですが、なかなか同じ歳はなく、しまった!と思うことがひとつかふたつあります。対処療法では解決しない事の方が断然多いのが現実です。 そのためにまず樹の健康を守ること。 はぐくむ土地の力をつけることが それぞれのためになるのです。 農薬を減らし、最低限の散布に押さえて、化学肥料に頼らず自然界のモノで補う 決して甘やかさず 放任でもない 目をかけてやること をモットーに頑張っています

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