平成25年度 役員会 平成26年3月14日(金)                            午後6時〜9時
総合型地域スポーツクラブ育成マニュアル 1−1 総合型地域スポーツクラブって何?(1) リンク先はここから

 「総合型」とは、3つの多様性を包含していることを指しています。一つは種目の多様性、一つは世代や年齢の多様性、そして、もう一つは技術レベルの多様性です。
 総合型地域スポーツクラブは、こうした多様性を持ち、日常的に活動の拠点となる施設を中心に、会員である地域住民個々人のニーズに応じた活動が質の高い指導者のもとに行えるスポーツクラブですが、改めてその特徴を挙げると、以下のようになります。

  1. 単一のスポーツ種目だけでなく、複数の種目が用意されている。
  2. しょうがい者を含み子どもからお年寄りまで、また、初心者からトップレベルの競技者まで、そして、楽しみ志向の人から競技志向の人まで、地域住民の皆さんの誰もが集い、それぞれが年齢、興味・関心、体力、技術・技能レベルなどに応じて活動できる。
  3. 活動拠点となるスポーツ施設を持ち、定期的・継続的なスポーツ活動を行うことができる。
  4. 質の高い指導者がいて、個々のスポーツニーズに応じた指導が行われる。
  5. スポーツ活動だけでなく、できれば文化的活動も準備されている。

 総合型地域スポーツクラブの主役は「地域」の住民の皆さんです。すなわち、「地域」の皆さんが各地域でそれぞれ育み、発展させていくのが総合型地域スポーツクラブです。
 したがって、「地域」とは、一般的に拠点となる施設を中心として、会員が自転車等で無理なく日常的に集うことのできる範囲になると思います。
 総合型地域スポーツクラブとは、このような「地域」における「総合型」のスポーツクラブです。誰もが行いたいスポーツを自由に選択できるとともに、各種のイベントなどいろいろな形で楽しむことのできる身近な場です。言い換えると、内輪で楽しむ「私益」ではなく、地域住民に開かれた「公益」を目指した、経営意識を有する非営利的な組織です。
 したがって、クラブ育成には次のような基本認識のもとに取り組むことが必要になると思います。

  1. 自主的な運営
  2. 自主財源を主とする運営
  3. クラブとしての理念の共有
平成25年度最後の役員会となります。本年度の反省と来年度への決意(私達の目標とするクラブ運営)
上記の総合型の目的を理解し、平成26年度は更に高山村総合型スポーツクラブの高山村スタイルを確立していくことを確認した。
  1.自主的な運営
     ・高山村スタイルの事業の遂行には村民のだれもが持っている特技を活かす【あなた出番です】を活用出来たのではないか。
     ・スポーツは只の風潮がようやく自分の健康のため未病の為には自分自身に投資が必要なのではないか…が感じられ会員の増加
       参加者の増加につながって来ているのではないか。
     ・文化的活動も積極的に取り入れていきます(音楽・パソコン、歴史研究会)文化的活動の人材から【総合型への活用】を希望された。
  2.自主財源と主とする運営
     ・まだまだ、助成金の割合が少なくない、平成26年度は自主財源の確保と効率よい運営を遂行する。
     ・平成26年度は福祉関係の予算が組まれて、ディーサービス、老人クラブの方々に座ったままのスポーツや文化的活動も提供します。
     ・地元の協賛企業が現在16社から参加要請に応えてくれる企業があり、それらの期待に応えなければならない。
  3.クラブとしての理念の共有
     ・定着した事業は更に質の高い指導者と内容にしていきます。
     ・当村も高齢者の割合が多くなっている現状を踏まえて、上記の特徴の1〜5を再確認した。
     ・【アンチエイジングの村】として、村民誰もが心身とも健康で実年齢より5才若い、はつらつとした村になる事を願うクラブに致します。
     ・【あなたはけっして独りではありません、ズクだして顔を出して下さい、迎えに行きますよ 私達総合型スポーツクラブの願いです】
    20人で3時間をかけて議した。
何よりこの仲間の絆は宝物である。
冗談に大笑いし、仲間の活躍に感動し褒め称え
行き詰まる事案には皆で知恵を出し合い…

独りにしないぞ仲間達 そして地域の仲間達