入院記
2002年11月 吐き気を催し食欲落ちはじめ、やがて嘔吐をくりかえし
起き上げれなくなる。
咳も止まらない。
11月21日(木) 発熱も認められ、町内開業医へ。
脱水症状が著しいため主治医のもとで緊急入院。
入院時CRP15,44 レントゲンの結果肺に異常なし。
体温39,0度 抗生剤等点滴
主治医の指示で、39,5度以上でないと解熱のための座薬禁止
氷で冷やす。吐き気おさまる。
夜 体温39,4度担当看護士「おしい。39,5度じゃないと座薬できないの」そ・そんなぁ〜
11月22日(金) 朝 体温37度代に下がる。食欲ないが「薬」だと思って・・・
午前 抗生剤点滴 主治医診察
夜 体温39,8度 咳が出る
看護士「今日は座薬できるよ!」うれしい?
座薬・リウマトレックス点滴
夜中目がさめると汗びっしょり。着替えようとゴソゴソしていると
夜勤の看護士が蒸しタオルを持ってきてくれた。
身体を拭いてスッキリ。
11月23日(土)
勤労感謝の日
朝 体温35,7度
気分もよく食事ほぼ完食
午前 抗生剤・ステロイド・アミノフリード点滴
夜 体温39度 咳が出る
抗生剤他点滴
11月24日(日) 午前 抗生剤・ステロイド・アミノフリード点滴
具合が悪くなって寝込んでいて何の準備も無いまま入院したので
やり残した仕事満載。
税務署に提出する申告書もできてない!たいへんなことです!
母に書類を持ち込んでもらってベットの上で計算。疲れた・・・
夜 体温39,5度 咳が出る
抗生剤・座薬
やはり夜中目がさめ蒸しタオルで身体を拭いて着替える。
11月25日(月) 朝 体温38度食欲ない
抗生剤・ステロイド・アミノフリード点滴・採血
昼 体温37,4度 主治医診察
見つからないようにカーテンを引き
前日同様申告書を書く。無事書き上げました!疲れた・・・
夜 体温39,8度 咳出る
抗生剤等点滴・座薬
またまた夜中目がさめ蒸しタオルで身体を拭き着替える。
11月26日(火) 朝 体温36,2度スッキリし気分も良い
午前 抗生剤・ステロイド・アミノフリード点滴 主治医診察
母が書類をとりに来た。あとは社長に判を押してもらい郵送すれば。
よかった。なんとかなりました。
昼 体温37,7度 夕方ゾクゾクしてきた。
夜 体温39,8度 
抗生剤点滴・座薬
恒例夜中に蒸しタオル。
11月27日(水) 8:00 体温36,4度 朝食完食
10:00 抗生剤アミノフリード点滴
11:00 内科・膠原病の先生診察
昼 完食。抗生剤変更のためテスト主治医診察
16:00 熱が高い時気がつかなかったくびの腫れと痛みのため
エコーをとることに。心臓と首のエコ−をとる。
明日おたふく検査のため耳鼻科の診察を受けることに。
おたふく?子供のときにすませましたよ。
19:00 夕食ほとんど食べられるようになった。
20:30 体温37,6度 抗生剤等点滴
11月28日(木) 7:00 体温37度 朝食完食 シーツがえ
9:00 主治医・耳鼻科診察 
10:00 抗生剤アミノフリード点滴
13:00 腹部のエコーをとる
15:00 膠原病の先生診察 皮膚科診察 体温36,7度
19:30 抗生剤等点滴 体温37,2度
11月29日(金) 7:00  採尿・採血
10:00 抗生剤・アミノフリード
13:00 体温36,6度
15:00 膠原病の先生診察
17:00 主治医診察
20:00 抗生剤他点滴 体温36,2度
11月30日(土) 9:30  抗生物質点滴 主治医診察
11:00 膠原病の先生診察
15:00 検温36,8度 本を読んで過ごす
明日外出の許可出る。
19:00 体温36,7度抗生物質点滴 
12月1日(日) 10:00 抗生剤点滴 
13:45 母迎えに来る。帰宅。
18:00までに病院へ帰らなければならない。
時間ギリギリまでコンピューターの月末処理や請求書発行処理をする。
18:15 病院着
19:00 抗生剤等点滴 体温36,8度
疲れたせいかぐっすり眠る。
12月2日(月) 6:30  体温36,4度 採尿
9:30  抗生剤点滴 採血
10:00 体温36,8度 
シャンプーの許可出る。うれし〜。看護士に洗ってもらう。
思わず「きもちい〜〜〜〜」と声が出る。スッキリサッパリ。
15:30 体温37,3度
15:50 膠原病の先生診察(CRP2,5)
20:00 体温36,2度 ジフルカン・メロペン点滴(薬の名前を確認した)
熱が下がり元気になってくると同室の人達と話をするようになってきた。リウマチの病棟がいっぱいだったのと、今回の入院は熱を下げて体力回復のための入院なので、内科病棟での入院。
四人部屋で、86歳・76歳のおばあちゃんと若い女性と私。
おばあちゃん達はよくしゃべる。
12月3日(火) 6:45  体温36,7度
10:00 メロペン点滴
12:00 主治医診察「元気そうだ。よかった」体温36,7度
14:30 友人がお見舞いに来てくれる。遠いところありがとう!
15:40 看護士に「足洗いたい」と訴えると、浴室で洗っていいと言う。
予約表を見ると空いていたので、湯船に浸かりたい衝動を抑えて足を洗う。
夕食 バイキング
といっても食事制限の患者もいるので、これはOKこれはNGの指示もあり。
はじめて同室の人達と一緒に食堂で食事。一人ベットで食べるよりしゃべりながら食事をすることって楽しいし、おいしい。
86歳のおばあちゃん、すっぱいものが苦手。腸の悪性菌のため治療中だけど、ヨーグルトが食べられない。皆で応援してなんとかヨーグルトを食べる。「すっぺ〜」と言いながら食べました。かわいい♪
19:30 体温36,6度 ジフルカン・メロペン点滴
12月4日(水) 9:30  メロペン点滴
膠原病の先生・内科診察
14:00 体温36,6度
1日読書三昧。持ち込んだ本が山崎豊子「沈まぬ太陽」
病人にはちょっと重すぎたようです。涙ぐみながら数日で読破。
同室の人からも本を貸してもらったり、売店で買ったり入院中に1年分の読書をしたような感アリ。
本日夜より点滴ありません。なんだかたいくつ。
12月5日(木) 8:30  シーツ交換
10:00 唾液検査 ガムをかんで唾液の量を量る
14:30 耳鼻科診察 唾液腺に造影剤を注入しレントゲンを撮る。
造影剤を注入する時痛〜い。撮影後唾液が出るたび痛〜い。梅干を見るだけであごが痛くなる。「くお〜」と言いながら、梅干で唾液腺の造影剤を絞り出す。
15:00 皮膚科診察
15:30 やっとやっと入浴許可。あぁ極楽〜。
16:45 膠原病の先生診察。抗核抗体反応がある。CRP0,9
入浴もして気分もよくなり、同室の人達とおしゃべりもはずむ。
12月6日(金) 6:30  体温36,6度
9:45  前主治医診察
10:00 ガムテスト 同室の若い女性退院
14:30 体温36,9度
17:00 主治医診察
18:00 内科診察
9日退院決定
熱が下がってから食欲旺盛。食事の時間が待ちどおしくなって
同室のおばあちゃん達からいただくりんご等がおいしいこと!
12月7日(土) 9:30  前主治医・内科診察 ガムテスト
11:30 主治医診察
12:30 外出のため母迎えに来る。
空きベットに83歳のおばあちゃん入院。
帰宅して事務。忙しい時に入院し、申し訳なく思う。
18:00 病院着
20:20 体温36,5度
12月8日(日) 日曜日のせいか病棟内穏やかでゆったり
本を読んだりおばあちゃん達とおしゃべりして過ごす。
昨日入院されたおばあちゃんにお見舞いの方がゾクゾク。
お昼頃お孫さんが「お昼いっしょに食べようと思って」とお弁当持参で来る。10年前私もおばあちゃんの入院時にお昼をいっしょに過ごしたことを思い出す。
14:00 体温36,4度
17:30 主治医診察
入院時脱水状態でCRPも高かったため、たいへん心配されたようです。
「元気になってよかった。よかった。」と何度も言ってくださってありがたいです。
12月9日(月) 9:30  シオゾール注射
11:00 退院
帰宅後協会の会議に出席。
はじめての入院で熱も下がらず不安な時もありましたが、振り返ってみるとおもしろい経験をさせてもらいました。
今では笑い話です。
吐き気等の原因は解りませんでしたけれども、発熱は唾液腺への細菌感染のようです。
リウマチという病気の特徴で、シェ−グレン症候群に気をつけるよう言われました。
入院記をまとめましたが、たくさんの先生方の診察があったこと注目してほしいです。
同室の方たちにも「いろんな先生来るね〜」と言われました。
リウマチという病気はたくさんの先生方に診てもらわなければならない病気であることを、実感しました。
先生方ありがとうございました。これからもよろしくお願いします。