某検索サイトの辞書機能でくすり』と検索してみました。
意味は自分が把握しているそのままでしたが『くすり』を使った例文に

――人を殺さず、薬師(くすし)人を殺す

薬が人を殺すのではなく、医師が薬の使い方を誤って人を殺すのである。
物は使い方を誤ると害になるが、それは使う人に責任があるというたとえ。

とありました。
『使う人』とは処方する側なのか、される側なのか…文法能力が無い自分には解読不能だが
薬には何の責任も無い事は確かだ。
処方する側、される側、両者に責任がある事も確かだ。
死に至る危険のある薬が目の前に有っても、使わない限りただの固まり・液体・気体・粉に過ぎない。
使用すると言う行為が無ければ無害なのだ。

クスリの語源はリスクに有ると勝手に思い込んでいる052です。
(草で楽にするが正しいようですが…)



トリプタン

今更ながらトリプタンについて勉強し直しです。
今年の群発期は例年の物と違っていました。それに気が付いたのは群発期後半
群発期突入から数えて、そろそろ終っても良いのに群発期が終わらない
いやらしいレベルの痛みが続くのです。
後頭部と肩に感じる前兆。
そこから発展して、右こめかみ、右目奥で群発発作がザワザワ活動し始めるのです
…しかしそれ以上の痛さには達しません。
このレベルの時は、薬を服用せずに、ALスプレーとアイシングで乗り切っていたので
両者が効果を発揮してくれていると思い込んでいたのです。しかし

-トリプタン乱用頭痛-

この言葉をWEB上で発見した時は、暫し呆然。
何が起こったのか把握出来ずに…。
乱用って確かに群発期には過去最大量のイ○グランを飲み干しました。
痛みから逃れる為に、前兆を感じる度に口に運んでいたのです。
その時は、あの痛みを回避すべく後先の事を考えずに
その白い固まりに疑う事も無く当然の様に飲み込んでいました。
その結果、群発期の後半はいやらしい頭痛に悩まされました。
断言は出来ませんが、自分の体は自分が一番理解しているつもりです。
例年と違うあの症状は トリプタン乱用頭痛だったと考えます。
違くても、今回の件でトリプタンについて考え直す良い機会になりました。


製品名 イ○グラン錠50
イ○グラン点鼻液20
ゾー○ック錠2.5r
ゾー○ックMR錠2.5r
レ○パックス錠20 マクサ○ト錠10mg
マクサ○トPRD錠10mg
一般名 スマトリプタン ゾルミトリプタン エレトリプタン リザトリプタン
区分 血管収縮剤 血管収縮剤 血管収縮剤 血管収縮剤
特徴 痛みが起きてからも効果が有る
※点鼻は吐気が有る時にも有効
痛みが起きてからも効果が有る
※MR錠は水無で服用できる
痛みが起きてからも効果が有る
持続性が有る
痛みが起きてからも効果が有る
※PRD錠は水無で服用できる
副作用 心臓の異常
・圧迫感
・違和感
・動悸
・脈の乱れ
その他代表的な薬の副作用
心臓の異常
・圧迫感
・違和感
・動悸
・脈の乱れ
その他代表的な薬の副作用
比較的副作用は少ない

その他代表的な薬の副作用
心臓の異常
・圧迫感
・違和感
・動悸
・脈の乱れ
その他代表的な薬の副作用

(※代表的な副作用…眠気・めまい・フワフワ感・ほてり・口内乾燥)
※トリプタンは痛みを感じなくさせる鎮痛剤ではありません
血管に直接作用して血管を収縮させる薬です。
強力な鎮痛剤と勘違いしていると大変に危険

※トリプタン系の薬は劇薬指定されています。
劇薬とは…内服したり外用した時など体内に吸収された場合に、
人や動物に副作用などの危害を起こしやすい「蓄積作用や薬理作用が激しい医薬品」のことです。


大体の薬品紹介しているサイトでは同じ内容な事が書かれています。
今までの自分でしたら、この程度の副作用なら市販の風邪薬と同じ事
位にしか考えてなっかたと思います。
自分がおかしな体調を経験するまでは…。

上記表に記載した以外に私は以下のよう事を経験しました。

薬による頭痛の誘発

以前の群発期の頭痛なら、ガツ〜ンと最大級の痛みが来て一定の時間が経過すると
スコ〜ンと痛みが無くなり、今までの頭痛が嘘の様にだったのですが
イミグランを服用するようになってから、痛みは和らぐのですが
いやらしいレベルの痛みがダラダラ続くのです。
そして、群発期後半(群発期終了予定日を過ぎても)は
このレベルの頭痛が毎日続きました。
このレベルでは、イ○グランは口にしなくても良いのですが
あの痛みから逃れたい一心でイ○グランを飲む
その結果、待っていたのがトリプタン乱用頭痛(トリプタン中毒)でした。
痛みを回避するためにイ○グランを服用して、お呼びでない頭痛を誘発してしまう。
全くの悪循環。
群発期終了宣言をした今でも あれ!?って思う事があります。
今年の群発期はイ○グランの消費量過去最大でした。。。

トリプタンを服用前の群発期 トリプタンを服用した群発期

・発作が起きる時間が規則正しい
過去の頭痛日記データーでは発作が起きる曜日まで決まっていた。(規則正しさは自分でも感心する程)

・痛みレベルの差が激しい
痛みが無い時と激痛時が白黒ハッキリしていた。
激痛時間が短く、これを乗り切ればケロッとしてしまう。

・群発期間が2週間〜4週間
発作期間が大体1ヶ月弱。気が付いたら群発期を抜けていた。


・発作が起きる時間がバラバラ
朝昼夜関係なく発作が起きるようになった。一日に数回最大レベルの激痛が襲来

常に頭が痛い
激痛を回避しても、頭がスッキリしない。常に頭に違和感が残り、慢性的に頭痛あり。

・群発期間延長
発作期間が長くなってしまった。後半は激痛は少ないものの、例年のようにスコーンと痛みが消えない

痛みレベル2004群発期まとめ参照(意味不明なグラフあります)

物忘れ

これが一番自分にとってショックでした。
イ○グランを服用するようになってから
物忘れが激しいのです。
以前は仕事で多数人数の名前や勤務形態、車種に至るまで
全て把握していたので、記憶力には自信が有りました。
自分でアレ!?ッて思ったのが、TVを見ている時でした。
番組中のCMに他局に切り替えて、CM明けに又その局に戻る気でいたのに
何の番組を見ていたのか思い出せない、何chだったのかも思い出せない
かなりショックでした。その他、人の名前が思い出せないとかetc…
これをトリプタンの責任にしてしまうのはどうか思いますが
あの激痛に効果の有る薬です。副作用が無いって言う方がおかしいです。
薬は毒なのですから。
この、物忘れを体験して、イ○グラン服用を真剣に考えてます。
実際自分が、薬の落とし穴にハマってしまい
薬の怖さを実感しました。


動態視力低下

服用後に物の見え方がおかしくなります。
何て説明すればよいかわかりませんが
残像が残る感じで、目に見えているものを
理解する回路が混乱している感じ。
後は動いている文字が読み取りがにくくなりました。
TVの動いてる文字が読み取れない(早いもの)
今は、改善されています


手足の痺れ

一種類だけこの症状が出ました
服用後にしばらくして、手が痺れ始めてペンが握れない感じ
薬剤師曰く、その位の副作用はどの薬にも有るとの事。。。
医師に相談の結果服用中止


何気に脱毛?

これは歳のせいでしょうか?
異様に気になっていたんだけど…。
激しく抜けたり、円形脱毛にはならなかったけど…。
一応気になった事として。。
(血管に作用するトリプタン。頭部毛細血管には影響ないのでしょうか?)

何でもかんでも薬の副作用と馬鹿の一つ覚えの様に言っていますが
自分が気になった事であります。
じゃ〜服用しなきゃ良いじゃん。って言葉も聞こえて来そうですが
激痛を回避出来る薬は今の所・・・・
だったら、ガタガタ言わないで、黙って服用しろ!って言われてしまえばそれまでです。


薬を紹介しているサイト、トリプタンを処方する医師を否定するつもりは有りません
自分も、トリプタンの力で激痛回避した1人ですから…。
副作用についてもう少し奥まで突っ込んで説明ないし処方をしていただきたいです。
きっと今現在もトリプタンが有れば大丈夫
高価な薬なのだから効くのが当たり前
トリプタンが有れば怖いものなし
の様にトリプタンをお守り代わりにしている人が沢山いる気がします。

副作用を考慮しての服用、副作用を承知しての服用
それに気づいて必要最小限の服用で有るのなら
致し方ありませんが、何も知らずに
トリプタンを乱用 これは怖すぎます。
自分も、HPを始めて、ある方と出会えなかったら、きっと
今でも、トリプタンを崇拝し、何も疑う事も無く
服用していると思います。
自分の体験を踏まえ、トリプタンについて考えるきっかけに
なればと思います。

情報が乱舞するInternet上には下記の様な情報もあります。

48歳の男性が突然の頭痛に見舞われ、会社の診療所で片頭痛と診断され、
新薬のトリプタン系薬剤「イミグラン」を注射、経口薬も6錠も服用
結局痛みがとれず脳外科を受診し、「イミグラン」で血圧が上昇して
脳内出血を伴ったくも膜下出血と診断。その後手術で一命を取り留めた。

トリプタンを使用する側も十分注意が必要である
6錠…052は24時間で6錠以上服用することなんてザラ!!
だって痛い時に飲んで良いって薬剤師に言われたし〜1日に何回も激痛来るし〜
・・・1日2錠までって曖昧な表現も良くない!
2錠を超えた場合どうなるのかがなければ説得力無し。
「生命に関わります」位書かないと、乱用は防げないと思う。
処方する側が処方数を制限しても
かつて自分がセデスGの終盤に在庫を追い求めたように、医者のハシゴを繰り返し
いくらだってお薬頂戴出来てしまう。。。
情報ではハシゴなんてしなくて良い位に大量に処方する先生も居るようです。
月10錠を上限と言われているが、月10錠を元に計算したら1年〜1年半分の
トリプタンを群発期に処方された方も居られます。。。
医療も商売だからね〜。

って訳で
薬代も高くつきましたが、金で激痛から逃れられるなら安い物と考えていましたが
今考えれば、本当に自殺行為だった。


目を通して見て下さい。


ボルタレンサポ50r(坐薬)


自分の場合ボルタレンサポが最終兵器。
ボルタレンサポが効いているのかは不明です…
なにせ坐薬です。暑さに弱い為普段持ち歩く事が出来ません。
家の冷蔵庫には大量に保存して有るけど
よほどの事が無い限り外出時は持ち歩きません。
ですので、トリプタン系の薬が効いて血管収縮したのか
ボルタレンサポで痛みが感じなくなったのかわかりません。

ボルタレサポの説明に
炎症をしずめて、腫れや発赤、痛みなどの症状をおさえます。
とあります。
炎症??血管の炎症にも効いてるの??
ボルタレンサポが血管の炎症を鎮めてくれているの??

また、ボルタレンを使う前にトリプタンを必修で使っています。
薬の相互作用は問題ないのか今頃疑問。。。
(トリプタンとボルタレン同時に処方してもらってます)

ベンザAL→トリプタン(数錠)→ボルタレンサポ
(細かくはもう少し有るのですが大まかに)
これが自分の群発対策フルコースです。
このフルコースをやってしまった時には、無意識のうちに眠りに入っている様子です。
多分クスリの使い方にだいぶ問題有りと思う。

だけどな〜痛い時にアレコレ言われても聞く余裕無いんだなぁ〜
後悔先に立たずです。

ボルタレンサポを使い始めた頃は物凄く違和感ありました。
まして自分で挿入する自信も無く…かと言って誰かに入れてもらうのも…
しかし慣れって怖いです。
長年ボルタレンサポを使い続けて、痛くなく違和感無く挿入する術を身に付けました。
今では立ったまま表情一つ変えず秒技であります。
しかも病院の様にリドカインゼリー等の潤滑剤なんて使わずに…
(ココだけ抜粋されて読まれたら違った路線だ・・・)


※インフルエンザ脳症とボルタレンが関係有ると言われています。
キープボルタレンをむやみに解熱剤に使うのは危険です
発熱は大切な防御作用です。むやみに熱を下げるのはNG。



酸素

群発に効果大と言われている純酸素。
一見無害のようだけど、酸素も列記とした薬。
心臓や肺に負担がかからないように、純酸素を肺に送り込み各器官の負担を
軽くしてくれる有り難い気体。
だけど、酸素吸入のイメージってやっぱり瀕死の重傷って感じがする。
(群発も重症だけど…)
逆に考えたら純酸素って瀕死の状態の時にしか使わない…
って事はそれだけの威力が有るって事!?
…副作用の心配もなし!って感じで言われるけど
本当は必要以上の酸素は体に毒。

WEB上で見つけた一文に
「酸素というのは薬剤であ り、重篤な患者さんには有効な薬剤であることはよく知られているが、
不幸な ことにその副作用についてはあまり知られていない」
と有りました。
また、よそ様の手術体験記の中には、「酸素の吸いすぎで幻覚症状あり」
とも有りました。
無害な様な酸素だけどアナドレナイ!



セデスG



今更何故セデスG??って気もしますが
セデスGを長年愛用していた自分には避けて通れません。

セデスGは1978年に発売されました。
それから23年後の2001年に
厚生労働省により、供給停止の措置がとられています。

その大きな理由に
セデスGに含まれている成分フェナセチンが悪さをするらしく
長期・大量に服用することにより、腎障害が起こりやすく、
また腎盂・膀胱腫瘍(癌)が発生しやすいと報告されました。
(市販されている薬にはフェナセチンは含まれていません)

この様な障害が発生する危険が有る為に
医師の処方が無ければ手にする事が出来なかったのです。
って事は、危険を黙認してたの?
処方している医師は知ってたの?
それは患者に説明しないの?
トリプタンに至っては何も隠して無いですよね…。

23年間に渡り供給され続け(放置され続け)
今更、そんな・・・ってのが正直な思いでした。
セデスGはどの位自分は服用したのでしょうか?
14日分×4(毎食後+就寝前)=56包。これを群発期に3.4回処方される…。
年間消費量
100g越え。
(1包=1g)
セデスGの生涯トータル量はもはやs単位です…。(公表していいのかな)
後に体に異変は起きないのでしょうか?

・・・群発にセデス・・・
服用した瞬間にシュワ〜でスースーする感じ
一瞬激痛が影を潜めるのだけど、それも一瞬。
ドッカンドッカン激痛をお見舞いされました。。

薬=毒なのは重々承知しています。
激痛回避と引き換えに、リスクを負う事は致し方無いのでしょうか?

血液製剤では社会的問題になっていますが
セデスGはその様な事は起こっていません。
直接、命が危険にさらされ無いからでしょうか?
セデスG供給停止と入れ替えにトリプタン製剤の認可…。
海外から何年も遅れて認可されたトリプタン
何年も認可されなかった理由はどうしてだったのでしょうか?

今は、トリプタン製剤が『伝家の宝刀』の如く
前面に出ていますが
トリプタンに至ってはセデスGの様な事は無いのでしょうか?

トリプタンを服用する1人として大変に気になる所です。

どんな薬でも長期・大量服用は良くありません。
どんな薬でも大小の副作用はあります。
薬を処方して頂く時は、十分医師・薬剤師からの説明を
受けるべきだと思います。
説明されない場合はしつこく聞くべき!!

製造・供給停止に追い込まれた『セデスG』は不運な事ですが
『セデスG』に助けられていた患者も不運です。
(不運と言う表現は微妙ですが・・・)
『セデスG』といったら鎮痛剤の親分的存在。
多くの方が服用歴有ると思います。
その『セデスG』が標的
(?)されたのは、全ての薬に対しての
(副作用・内容成分の話は別として)
『警告』
の様な気がします。

何年もの間、厚生労働省に認められていたのに・・・
無数に有る薬を監視し続ける事は難しいと思うが
薬のイタチゴッコどうにかならない物でしょうか…。

現在市販されている
新セデス→(非ピリン系)
セデス・ハイ→(ピリン系)

非ピリン系?ピリン系?
セデス・ハイの成分
イソプロピルアンチピリンをさします。バファリン等に配合されているアスピリンとは別物です。

自分はピリンアレルギーは無いのでセデス・ハイを群発以外の頭痛・歯痛の時に使います。
用法容量には大人(15才以上)1回2錠となっていますが
自分は半分の1錠でも効果大です。(痛みの度合いで下限調整しています)
(新セデスは使った事がありません)
年に数回使うだけならセデス・ハイの鎮痛効果は抜群です!
市販の鎮痛剤がこんなにも強力に効果有るとは感動しました。
他の鎮痛剤で消え去らない痛みもセデス・ハイはいとも簡単に消し去ります。
ただし痛みを感じていないだけで、痛い原因が解消される訳ではありません。
痛みを発する原因を治さない限りセデスを手放せなくなります。
ですので痛む箇所の専門医の受診は必須です。。。
あくまでも鎮痛剤は応急処置。

※セデスG販売停止の情報をキャッチして
医療機関のハシゴを繰り返し、大量のセデスGを手に入れた052です。
(上の画像は唯一手元に残っているセデスG)