群発性頭痛なかなか聞き慣れない言葉です。
頭が痛いにも程があって
群発性頭痛は耐えられない痛みなのです。
どんな病気でも当事者しか解らないですからね。痛みって・・･
ドラえもんが実在して、ポケットの中に、『痛みレベル計測装置』なる物が有るのなら
是非測定して欲しいです。
アナログな針が振れる奴なら目盛りから外れて測定不能。
近代的にデジタル表示なら数字がでか過ぎてERROR表示になると思います。
群発性頭痛の特徴は
1・とにかく猛烈な痛み（救急車級かそれ以上）
2・痛さのあまりじっとしていられない
3・目が充血して、涙がボロボロこぼれ落ちる
4・鼻が詰まったり、鼻水がダラダラ
5・深夜激痛でたたき起こされる
6・痛さのあまり死を覚悟する
7・自殺も考える
8・鎮痛剤もほとんど無意味
9・発作時期は人間らしい生活が出来ない
10・男性に多い（女性患者も居ます）
11・決まった時間に発作が起きる場合が多い
（※この症状に当てはまるからと言って貴方が群発性頭痛であるとは限りません）
決して鎮痛剤のCMの様な冷静な痛みではありません。
（それはそれで辛いだろうけど）
また市販の鎮痛剤であの激痛を押さえ込むのは不可能です。
群発は過激で攻撃的で爆発的な激痛です!!
薬を飲んで仕事を続行できる痛さでは有りません。
痛みに耐えて仕事してる時は、ボールペンをヘシオッテしまう位の激痛！
激痛過ぎて少し横になって休むなんて出来ません！
（陣痛を寝てやり過ごす人が居無いのと同じ）
多分もう少し優しい痛さだったら、丁度失神でも出来そうですが
群発は激痛過ぎて気を失う事も出来ません！！
一瞬気を失ったとしても、あの激痛で目が覚めます!!
（気絶出来たらそれ程楽な事無いですよ!!）
一言で言ったら
想像を絶する超激痛
金属バットで頭を殴られた事を想像してください。
現に殴られた事が無くても凄く激痛だと思いますよね。
しかし、それには「金属バットで殴られた」と言う理由があります。
群発性頭痛には明確な原因が有りません。
金属バットで殴ればそれ相当な外傷が出来て出血もするでしょう…。
周囲の人にも痛い事と理解されます。
群発性頭痛の激痛は表面的には見えません。
骨が折れて骨が見えている
大量の出血をしている
激しい殴打の痕がある
目から情報を得る事も、事態を把握する重要な事だけど
その状態は、現状の状態であって
痛みの度合いを理解した事では有りません。
勝手に 重症→激痛と思い込んでいるだけです。
群発性頭痛はその様な派手な外傷は見えませんが、
過激な『頭痛テロリスト群発』が頭の中で大暴れしてるんです!!
ですから
不摂生をしているからだとか、気の持ちようだとか
軽率な言葉を発しないで下さい。
群発を抱えている人は、サボっているわけでも、怠けているわけでもありません
我慢出来るのなら、幾らでも我慢します。
薬を飲んで、激痛が治まるのであれば薬をのみます。
しかし、その頼みの綱の薬も効きません
自分の場合は、たまたま群発性頭痛でしたが
いつか、自分が病気に成った時の事を考えて大きな心で接して下さい。
肉体的に痛みを感じて苦しんでいるのに
精神的にやられたら余計症状が悪化してしまいます。
某サイトでは痛さのレベルをこう表現していました。
1・すり傷＜指先裂傷＜突き指＜脱臼＜骨折＜群発性頭痛
2・痛みの王様群発性頭痛
3・発作時期は、生き地獄・生殺し
確かにその通りの表現しかできません
又、群発持ちで出産を経験した人は
陣痛なんて、群発の激痛に比べたら
大した事無い！！
余裕で陣痛を耐え抜ける
自分は、一生どちらが痛いか経験できませんが
陣痛と群発が痛さ比べの対象になるのだから相当な痛みです。
自分は、幸いにも家族が頭痛に対して理解を示してくれているので
その分気が楽ですが、家族にも理解されない、社会にも理解されない
これでは、本当に辛すぎます。
少しでも多くの方に群発性頭痛と言う
病気が世に存在する事を理解して頂きたいです。
そんな訳で、自分の中では群発はとても嫌な存在です。
気持ちもドンヨリ曇りがちです。
群発期の事を思い出すだけで、群発の嫌な思いが
フラッシュバックしてきます。
笑って明るく済ませればそれほど楽な事は無いけれど
今まで自分が経験してきた激痛や周囲との関係を考えたら
とても笑い飛ばせません。
（自分の場合は…）
ブラックな背景は自分の群発に対しての気持ちです。（群発色）
白い文字はいつか群発が根本的に解決してくれ
と言う希望の色です。
自分がこのHPを管理している間にいつか背景が白く変わる事を信じて
微力ながら、自分の体験してきた事
考えた事、群発の凄まじさを
綴って行こうと思います。
当HP管理人は、医師でも、薬剤師でも医療従事者でも
ありません。
長年、群発性頭痛にヤラレ続けてる患者である事を
御承知願います。
世知辛い世の中、NEWSでは『病気を苦にして自ら命を絶った』と度々報じられていますが、
群発患者で無い事を祈るばかりです。
(他の病気でも自ら・・・は良くありません！）
周囲に理解されず、苦しんでいる方、
襲ってくる激痛に悲観的になっている方
自分は励ましの言葉を発する事しか出来ませんが、
同じ群発性頭痛で悩んで苦しんでいるのは貴方だけではありません。
管理人＠052も同じ群発患者です。
このHPは群発を知らない方にも群発の過激さを伝えられる様
言葉を選ばずに記載しています。
生やさしい言葉だけでは群発の過激さは伝えられないからです。
（過剰表現ではありません）
群発を周囲の人に理解されない方、貴方の言葉だけで周囲の人に
理解されない方、このサイトがお役になるようでしたら
どうぞ、理解を得るためにこのサイトを補足資料として活用してください。