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作業日誌21年11月〜23年5月

11月23日 作業日誌再開 鉢色付き始める1月19日 5年ぶりの大雪
2月26日  漸く再開1月24日 摘果始める結実率30%
4月28日 やっと以前の体調に復調1月30日 毎日寒い
5月20日 実止まり確定2月3日  最低温度を記録
6月2日  ハウス掛け終わり2月13日 毎日摘果で忙しい
6月15日 やっと梅雨入り2月16日 2月の大雪
7月29日 サクランボ狩り終了2月25日 出荷開始
10月8日 お歳暮用鉢満開3月3日  NHKの現場中継
10月11日 良い天気が続く3月10日 寒い日が続く
10月16日 相変らず暑い日が続く 3月26日 大震災の後遺症
10月25日 ハウス被覆完了4月16日 やっと春になる
11月4日  摘果 間もなく終わり4月23日 鉢発送終了
11月7日 カーテン仕上がり5月6日  満開終了
11月27日 鉢出荷準備5月13日 双子果が多い
12月4日 出荷開始5月17日 ビニールはずし準備
12月16日 出庫順調5月19日 ビニール外し始める
12月23日 販売終了5月22日 谷間 点検修理開始する
1月1日 正月も朝から仕事5月24日 好天続きで蜂増える
1月8日 蜂が大活躍5月27日 まだ被覆できず
1月15日 大雪降らず5月30日 梅雨前線と台風で大雨



11月23日

暫く休憩していた作業日誌も 本日より再開する。
12月出荷分の鉢は 9月下旬より冷蔵庫から順に出庫して 10月に開花して 早い鉢は果実
が 色付き初めてきた。
今年は開花時期の自然条件が 近年に無く悪い条件になった。
早い鉢は 9月下旬の高温が開花期になり 10月の始めは台風がきて 4日間毎日雨が降り
花粉発芽温度より低い17℃程度の日が続いたので  あまり結実率がよく無いが 3回目の
出庫分ら平年並みに戻った。
現在 色付き始めたので12月の中旬からの発送予定して準備を始めている。

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2月26日

昨年 病気入院したためにホームページを休んでいたが やっと再開するようになった。
12月の鉢販売の予定は 大幅に狂い僅か出荷したのみに終ったが 3月出荷販売できる鉢
は多くあり 現在色つき始めた鉢もあり 3月販売は順調にできそうだ。

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4月28日

やっと 手術以前の体重に戻り 普通に仕事が出来る様になった。
しかし 動きすぎるとやはり疲れる。
露地のサクランボの生育状況は 3月の末までは一週間以上進んでいたが 4月の異常低温
や積雪により 平年より3日程度の遅れで 開花が始まった。
昨日は ひさしぶりの良い天気になり 気温も22度まで上がり 蜂も活発に活動していて 受
粉条件は 良くなっている。
次年度の人工受粉用の花摘みを始めたが 連休中は天気が続く見込みなので安心している
が こんな4月の異常気象は 初めてだ。

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5月20日

4月の異常低温等で佐藤錦や紅秀峰は平年作だが 早い品種のサガエや高砂は三分作程度
の不作年になりそうだ。
ビニール被覆も5月末頃になり さくらんぼ狩りも平年より遅れる見込みだ。
先日 果実付き大鉢の販売を限定30セットで販売したが 人気商品になり 僅か2日で完売し
た 来年以降の販売戦略も考えを変えて 地元販売の大鉢も多くしなくてはいけないと思った。

大工さんの都合で家の改修も早まり 4月の初めから行なっていたがやっと終わり一安心。
ハウスの仕事と 家の改修で一寸稼ぎ過ぎの感じ 少し疲れたが これからはサクランボ栽培
に専念できる。

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6月2日

やっとハウス掛けも終わり 色ずき始めたが 今年は過去最高に収穫が遅れる見込みだ。
開園案内も 今製作中だが 3日頃発送予定でいる。
今年の最盛期は 25日頃から7月の初めにまでになりそうで こんなに遅れるのは初めてだ。
3月までは平年より生育は進んでいたが 4月の低温で開花が4日程度遅れ 5月下旬の低
温で3日程度の遅れになり 平年より一週間程度の遅れで収穫が始まる見込みだ。

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6月15日

しばらく暑い日が続いたが 梅雨らしくなってきた。
毎日葉切りで頑張っているが 今週中には終らして 早く開園したいと思っている。
今年の予約も 少しずつ入ってきているが 今年は佐藤錦が豊作なので安心している。
昨年の様に不作の年は どこの売店も品不足で 販売に苦労したが今年は大丈夫だろう。

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7月29日

サクランボ狩りは 7月11日で全て終了した。
今年は 陽気が遅れて収穫は7月迄あったが こんなに遅れたのは初めてだ。
今年のサクランボは 全体に見れば豊作年になり 我が家のサクランボも豊作で食べ放題や
もぎ取りまで 全部佐藤錦で対応できたが 一部若木の人などが不作になったようだ。
前半に長野県としては 雨が多く降り 雨よけ栽培以外のネットのみのサクランボは腐って全
滅した こんな年も珍しい。
年によっては 前半雨が降らずに無傷で全部収穫できる年もあるのに 今年は全てで平年と
変わった年になった。

梅雨明け後 毎日34℃の高温が続いていたが やっと夕立があり高温や旱魃が解消された。
今は 毎日来年の2月からの出荷予定の鉢とコンテナーを 冷蔵庫に搬入しているが 後3日
程で終わるので 安心して夏休みが始まる。

退院後 家の改築やサクランボの収穫で 体を使いすぎた感じで 少し体力が落ちているので
これからゆっくり夏休みをとる予定でいる。

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10月8日

夏休み終了
暑かった夏は 7月の末から9月24日まで連日35℃以上の日が続いたが 9月の末から  
やっと温度が下がり始めて体も楽になった。
今年の夏は 異常高温が続いた為 遊びや旅行も控えテレビと昼寝で過ごした。 
9月20日からやっと仕事を再開して 鉢を冷蔵庫から出し始めた。
昨年の10月は 一回目の入院手術 12月に2回目手術入院の為 仕事の予定が狂い 栽
培計画の大幅修正を余儀なくされたが 今年は今のところ順調に進んでいる。

平年だと10月10日頃ハウスの被覆を行なっているが 今年はまだ気温が高い為に被覆でき
ずにいる。
9月20日初出庫の鉢は開花が終わり 早いものは大豆位の大きさになり 果実がはっきりし
てきた。
出した順番に 次々満開の場所が移っているが ほとんど天気の良い日は毎日人工受粉を行
なっている 昨年と比較すると受粉条件は格段に良い。
隔日に出庫しているが 後一週間程で全てが出庫する予定でいる。


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10月11日

昨日は 25℃迄温度が上がり 人工受粉には最高の条件になった。
開花も半分以上終わり 後一週間程で受粉作業も終りそうだ。 
空いた冷蔵庫に今年の春作った台木や鉢の搬入を開始し ハウス被覆の準備を始めたが
今年は陽気が良いので 温度が高く ハウス被覆の時期が遅れている。

3連休の中日の昨日は 我が家の前から町の中まで 約1000mが交通渋滞した。
おそらく町の中心部はもっと渋滞していると思う。
我が家も 前の県道に出られずに 裏から出入りしていた。
1000円割引きが物凄く影響した休みだったが 従来のインター出入りの車の数は4800台が
最高であったのが 6000台も利用があったそうだが 学校のグランド等を有効利用すると1000
台以上の駐車も可能の立地条件にめぐまれている小布施町であるから もっと真剣に交通対
策に取り組むべきだ。

テレビのコマーシャルで有名になり観光客が大勢押しかけた戸隠は テレビの報道では交通
対策をうまくやり観光客の評判も良いようだ。
その反対に 観光の小布施町としては 交通対策がお粗末で お客さんには迷惑をかけ 評
判も落としたと思う。

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2回目出庫の鉢 現在満開中 左側は開花初めの3回目出庫鉢



10月16日

天気の良い日が毎日続いている。
鉢の置いてある場所の1棟だけ天上のみ ビニールが被覆してあり周りは全て開放してあるに
もかかわらず日中の温度30度を越える日が続いていて まだハウスの被覆が出来ずにいる。
そろそろ準備を始めないといけないと思い 被覆準備やハウスの修理を始めた。
例年だとハウス被覆が終わり カーテンの修理や新品の張り替えをするなどハウス内の仕事
が始まっている時期だがまだ外の仕事をしている。

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10月25日

昨日夕方からの雨は まだ降り続いているが久しぶりの大雨だ。
この雨の後 温度が急激に下がる予報であったので 順にハウス被覆を始めた。
今年は二人だけでゆっくり被覆したので やっと昨日終った。
上段カーテンは昨年張った古をそのまま使い 下段カーテンは新品を張る予定でいるので暫く
は ゆっくり仕事が出来る。
今年は開花時期が好天に恵まれたので 結実率が良く果実のつきが良いので 早いものから
摘果が必要なので始めようと思っている。
昨年の今ごろは入院していたのに比べると今年は安心していられる。

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11月4日

毎日好天で 良い天気が続いている。
早い鉢から摘果をしているが 今年は高温が続いたせいか青虫の発生が多く困った年になり
消毒を数回したがこんな年も珍しい。
3月出荷からの鉢は 無農薬栽培をしているのに 10月の開花時期の鉢は 陽気も良く蜂も
来てくれるが 害虫の虫たちにとっても 若い新芽のあるサクランボは 繁殖場所を提供してい
るようなものだからしかたがないとは思うが 虫退治に忙しい。
 
カーテンも鉢のある棟だけは 2年使用したのだけを新品に張り替えた。
まだ鉢の配置してない棟は これからゆっくり張りかえる予定でいる。

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11月7日

3日 4日と0℃まで温度が下がり 漸く平年並みの気温になった。
鉢の配置してある2棟だけは カーテンの仕上げが終わり 完全密閉出来る様になったので
何時でも加温可能になったが 外気温が0℃程度では ハウス内は10℃でいるので 加温の
必要はない。
外が0℃以下になると 害虫の侵入も減るので 谷間換気を開けて置いても安心していられる
が 今年の害虫の多さは初めてだ 夏からの高温が かなり影響していると思う。

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11月27日

まだ雪は一度も降っていないが 11月らしい陽気になっている。
鉢の早いものは 出荷準備をしても良い状態になってきているので日曜日から出荷を始める
予定で準備している。
燃料タンクを塗装したり 長府の小型加温機をセットしたり ハウス内の整備をして本格的に 
加温を始めた。
出荷できる鉢の場所は14℃程度 養成用の鉢の場所は12℃程度の温度で加温していると
面積が狭いので 一晩の燃料は約10L程度ですんでいる。

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12月4日

3日は低気圧の影響で日本全国大荒れの天気になったが ほとんど影響が無く 夜に雨は降
ったが 昼間は良い天気になった。 
朝はマイナス0℃以下まで下がるが昼間の温度が高くハウスの管理はしやすい。
11月29日から鉢の出荷が始まったが 当面1週間に2度程度の出荷で行くので 冷蔵庫の2
月末からの出荷予定の鉢や果実出荷用のコンテナーを5日間隔位で出庫している。

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12月16日

日本海側は大荒れの天気で 雪が降っているようだが こちらではまだ降っていない。
しかし風が強く 漸く冬が来た感じになった。
11月末から出荷が始まったが 来週で終りそうだ 1週間3日出荷のペースで出荷してきたが
5日ごとに冷蔵庫より2月からの出荷分を出庫配置している 今回はかなりゆっくり仕事をして
いる。 
2月下旬からの出荷は 鉢の数が多いため かなり忙しくなりそうなので 出庫調整して6月迄
ゆっくり出荷販売しようと思い 出庫調整して出庫配置している。

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12月23日

クリスマス寒波がくると天気予報では報道中だが 今までに雪は降っていない。
12月の市場出荷は ほぼ終った。
毎日 2月からの出荷予定鉢の冷蔵庫から出庫したり 配置 鉢の入れ換え等で毎日忙しく動
いている。
早い鉢は 開花が始まっているが 忙しくなるのは年末からと思っている。
これからは 天気の良い日は毎日人工受粉で忙しくなるが 数年前に比べると 加温ハウスの
規模も一ヶ所にしたので 労力的には かなり楽になってきている。

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1月1日

日本全国大荒れの天気だが こちらは雪が僅か舞った程度で積雪はない。
正月も朝から仕事をしている。
12月末から2月出荷用の鉢が開花中で毎日人工受粉を行なっていたが 早いものは実止ま
りしている。
以前ハウス桃やサクランボの受粉用に20年程 西洋蜜蜂を飼っていたが 作型の変更にとも
ない必要がなくなってきたので5年間休んでいたがまた蜜蜂の飼育を開始した。
以前は増やして8箱まで飼育していたが 今回の作型は 12月〜3月迄開花が続き 毎日咲
く花の数は少ないので 蜜蜂の数はあまり多くない方が良いので スソ2枚と女王入りのイチゴ
用の箱を購入した。
蜂の数が少ないので現在の開花状態に合っていて正解だった。
以前のハウス内にスソ10枚入りの大箱を入れて使用すると 花の少ない時期には つぼみ状
態の花を蜜蜂が無理に押し開けて 花を傷める被害が合ったが 今回は 花数と蜜蜂の数が
丁度良くうまくいっている。
今回購入した箱の中に数パーセントの日本蜜蜂も一緒に生活していてびっくりしている。
以前日本蜜蜂を2箱 3年間飼育したことがあったが 日本蜜蜂は12℃程度の温度まで活躍
しているので 早めにカーテンを閉めることが出来ずに苦労したので飼育を中止した。
今回の箱に入っている日本ミツバチ達も 夕方巣に帰るのは 西洋蜜蜂より約30分ほど遅い
朝も早くから夕方も遅くまでよく動くのは日本蜜蜂だ。
西洋蜜蜂と日本蜜蜂が仲良く同居生活しているのは始めての飼育経験だ。

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開花が始まっている2月出荷の鉢日本蜜蜂



1月8日

日本海側は大荒れの天気が続いているが 当地はほとんど僅かの雪で助かっている。
昼間は 曇っていてもわずかの時間でも晴れるために 正月から毎日蜂の動かない日はなく
毎日受粉に大活躍している。
人工受粉も3日に1回程度で実施しているので正月はゆっくりしていた。

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1月15日

天気予報どうりにならず 毎日天気が続いている。
正月から 一日も蜂の飛ばない日は無く 毎日良く働いていてくれるし 夜に雪も降っても僅か
で 直ぐに融けてしまう程度で 助かっていた。
さすがに今日は 一日中雪が舞い 夕方までに5cm程度の雪が降ったので カーテンも開か
ず 蜂も活躍できなく寒い一日となった。
 
朝の低温は近年に無く低い温度が続いている。
最近は−12℃ −10℃等の寒い朝があるため加温機の稼動時間が ここ数年で一番長い
今年は油の消費量が予定より多くなりそうだ。

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1月19日

天気予報が当たり5年ぶりの大雪になった。
16日17日18日の3日間の積雪量が50cmを超えた。
5年ぶりの大雪になったが 低温で降る雪の為 雪の重さは軽いが積雪量が多かったので
真剣になってハウスの雪融かしをした。
今日で谷間の雪は 全て融けてしまうので安心しているが 露地の畑は長靴が沈むほどある
低温の陽気が平年並みに戻ればまた平常の作業が出来る。

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1月24日

雪はあまり降らなく 曇りの日が続いている。 
わずかの晴れ間の時も 蜂が活躍してくれているので ほとんど人工受粉はやらないでいるが
結実率は 3割を超えているし 鉢の出荷率も7割を超える見込みなので 大成功と言える。 
鉢は20粒以上結実するのを荒摘果で15粒位にして 仕上げ摘果で10粒程度にする予定で
いる。
コンテナーは 良くつきすぎた感じで 必要量の3〜4倍程度の結実率で摘果に手間がかかる
くらいだが ならないよりましだ。
 
20年以上の挑戦の結果に満足している。
やっと成功と言う感じで 鉢栽培の技術は完成した。
これからは 安定栽培が可能になったので一般に普及させていきたいと思う。

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1月30日

毎日朝は 寒い日が続いている。
朝の最低温度は ここ数日 露地は−10℃前後の温度を記録している。
燃料の使用量は平年と比べてかなり多くなっている 2月になると平年より高い温度の日が続
くと予報では伝えているが 当たってくれると良いと思っている。
出荷用の鉢は 全部冷蔵庫から出庫が終ったが これからは養成用の鉢の出庫が始まる。
出荷した鉢の後に配置するので 暫くはコンテナーに入れたままで管理するが 順調に増やし
てきた鉢も 増えてきてハウスが狭くなってきたが 現状維持であまり増産はせずにやっていく
つもりでいる。

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2月3日

2日の朝 露地の畑の温度は この冬一番の−14℃を記録した。
まだ畑には 20cm程度の雪が残っているが 今日から 漸く温度が上がるようだ。
これからは 毎日天気が続き雪降りの予報は出ていないが 今年の1月の陽気は異常の低温
続きの日が続いた。
鉢の開花も8割がた終ったが まだ最後の鉢の蕾はまだ硬い。
最初の開花した鉢は 摘果が終わり硬核期に入っているが 間もなく黄色になるが 実止まり
が良いので真剣に摘果している。

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2月13日

暫く気温の高い日が続いたが また雪が積もった。
道路やハウスでは 10cm程度の雪は 2月の太陽が強いので直ぐ融けてしまうが 雪が降る
と朝は温度が下がるので 燃料の消費量が多くなる 1月と比べると少ない。
果実出荷用の鉢は 必要量の3倍程度の実が付いているので摘果が忙しい。
また明日から天気が悪いが その後は 天気が良くなりそうの予報だが 近頃の天気予報は
かなり良く当たる。
今日 冷蔵庫から養成用の鉢を出庫した 冷蔵庫内 残りは 地元販売の赤くなった果実付き
販売の大鉢用のみになった。
養成用の5月6月出荷用の小鉢は 露地でまだ雪に埋まっている。

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2月16日

南岸低気圧による雪は 上雪と呼び 通常 北信はほとんど降らないはずの雪が14日の夕方
から降り始めて15日朝までに30cmの大雪になった。
夜中に3時間ほど雪融かしの雪対策を行なった。
しかし 2月の太陽は強くほぼ半分まで融けた。
出荷用の鉢もシルバーフイルムを敷いた台に移し 葉切りの準備を始めた。
3月から出荷が始まるので忙しくなる。

2月の大雪 黒い小ハウスは蜂専用ハウス 天気が良いのでサイド 天窓も開放してある


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2月25日

温度も14℃以上になり好天が続いたので 畑の雪は全て融けて 日陰に残るのみになった。
市場からの注文が入り出荷の時期が早まり 27日初出荷になった。
鉢の注文も4日まで入り 忙しくなり 果実も 28日から出荷予定でいる。

今年は鉢と果実の同時出荷が重なるが 何とかやりくりして出荷販売していく予定でいる。

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3月3日

前日までの 2月下旬の好天が うって変わって真冬に逆戻り 寒い一日になり 今朝は僅か
だが雪まで積もった。
本当に春の気候は 寒暖の差が激しい。
昨日の夕方は 地元NHKの現場中継がハウスで行なわれたが 僅かの時間の中継だが  
4時間ほどもかかり 賑やかだった。
今日も鉢と果実の注文があり 忙しくなるので頑張るつもり。

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3月10日

真冬並みの寒さが続いている。 
朝の最低温度は−5℃以下まで連日下がっている。
平年だと3月に入ると加温機は ほとんど稼動しないのに 毎日3〜4時間動いている
しかし 日が長くなってきているし 太陽の光も確実に強くなってきているので 真冬に比較す
ると同じ最低温度でも 加温機の稼動時間は 半分以下になってはいる。
今年の燃料使用量は 平年の3割増しになりそうだが サクランボの鉢や果実の販売も順調
なので 赤字にはならないが 燃料の高騰には心配のこの頃です。

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3月26日

東北関東大震災の後も 毎日寒い日が続いている。
今朝も雪が舞った 燃料の使用量は平年の3割増し以上になりそうだ。 
震災の日も 鉢の荷造りしていて 地震はほとんど感じなかった。
お客さんが来て地震の話をして初めて知った程度の地震であったが 東北では物凄い被害が
発生して驚いている。
我が家も地震の影響で 東京方面の出荷は 暫く休んでいたがやっと発送が始まった。
放射能の影響で野菜が出荷停止になる産地があるのに比べて 関西方面には順調に出荷し
ていたので影響は最小限に留まっていた

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4月16日

一昨日から温度が上がり 昨日は26℃の夏日になった。
今年の3月は25年ぶりの寒さであったそうだが 先日は−3℃まで朝の温度が下がった。
花も 約一週間以上遅れていたが 少しは追いついた でもサクランボの蕾はまだ硬い。
サクランボの果実の出荷も二日前に終わり 鉢の出荷も後一週間程で 一時休みになる。
震災の影響で販売単価も 平年より3割程度安くなってきたが 市場からの注文があるだけ 
まだ良いほうだ。
原発の影響の多い地方の農家は 本当にかわいそうだ。

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4月23日
今日は一日雨模様の天気予報だ。
雨の後の霜が心配だが まだ花は開花していないので暫くは安心していられる。
21日で市場出荷の小鉢は終了したので やっとサクランボの剪定が出来る様になった。
夏季剪定で大枝は整理してあるので 鋏みで切る程度の剪定ですむので簡単だ。
昨年秋から休み無しで稼いだので一寸疲れ気味だが 暫くはゆっくり動いていられる。
植付け用の地元販売の大鉢も色付き初めてきているので 連休明けからでも販売開始出来そ
うだ。
12月販売用の小鉢を冷蔵庫に入れ始めたが 昨日と今日で終了する。

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5月6日

平年より5日遅れで開花か始まり ほぼ満開が終った。
開花時の気象条件は 近年に無く良かったが 昨年の高温が影響して双子果が多い。
結実がはっきりしてくると 摘果に苦労するかもしれない。


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5月13日

3日連続の雨降りも 漸く上がり また暫くは天気が続きそうだ。
ハウス内の仕事が終わり露地の雨よけサクランボの準備を始めているが 今年のサクランボ
の開花期の天気は良かったので実止まりは良いようだが 昨年の夏の高温の影響で 双子果
が多く見られる。
最初に止まったのはほとんどが双子果だ 遅く止まったのは正常化が多いが まだはっきりは
判らないが 特に紅秀峰が多いので 摘果が大変だ。
平年より5日遅れで開花が始まったが 遅れが最後まで影響して今年は6月の20日頃の開園
になるかも知れない。

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5月17日
僅かに雨が降ったが 後暫くは雨が無く晴天が続き 気温も27℃まで上がる見込みなので 
そろそろビニールを外す準備を始める予定でいる。
平年は20日頃はずしていたが 今年は生育が5日程度遅れていた陽気は ここに来て平年
並みになっている。 
サクランボの結実がはっきりしてきたが 昨年の猛暑が影響して陽当たりの良い場所は特に
双子果が多い 

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5月19日

昨日から気温が上がり 今日は28℃になったので ハウスの妻面を切ったり ビニールを外し
たりした。
17日の農業新聞に大塚効果の記事が掲載されたが この記事は二回目で今年冬の取材で
記事にしたものですが 4ヶ月検討してやっと記事になり 掲載された経過があります。
数年前の取材には 東京から来た記者が取材していきましたが 帰って権威ある人に確認を
取ったら そんなことはありえないとの事なので 記事に出来ませんとして 没でした。

うまく利用すると 苗木の生産に大革命が起こり 年間億単位の経済効果が出る可能性のあ
る技術です。 

今回やっと掲載されたので かなり反響はあると思っていましたが 電話は無く 初めて電話が
来たのは 19日の夜9時半頃 農水副大臣の篠原さんでした。
かなり興味を待ち 農水省に対応を指示するとの事でしたが どんな風になるか楽しみです。 

トップへ ページの先頭へ 大塚効果



5月22日

21日は 最高気温が30℃を超えて暑くなった。
蜜蜂箱の換気口も片側だけは開けてあったが 入口側は僅かしか開けておかなかったので 
暑いので蜜蜂が 入口付近に群がって涼んでいた。
今日からは雨が降り平年並みの温度に戻るようだが 寒暖の差があまりにもあり過ぎる。
谷間換気を点検修理し始めたが あまり暑いので昼間はゆっくり昼寝をしていた。
今年は昨年の夏の高温が影響して双子果が多く 結実率も高いので摘果に手間取りそうで困
っている。
今年も佐藤錦は 大豊作になりそうだ。

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5月24日

雨が降り気温が下がり 暫くは天気が悪い予報だ。
朝の温度が14℃なっても 蜂が入り口付近に出ているので 蓋を開けて点検すると 巣箱の
中が蜂で満杯になっていたので 急遽 スソ10枚入りの大箱に移し変えた。
僅かの期間で 3枚追加したスソも満杯になるほど好天が続いたのと 蜂の稼ぎが良かったの
で予定より早く満杯になり 間もなく分蜂する見込みなので 追加のスソを発注した。

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5月27日

平年より12日も早い梅雨入りになった。
まだ雨は殆んど降っていないが 暫くは台風と梅雨前線で 天気が悪くなる模様だ。
今年の結実は大変良く ハウス被覆の前に荒摘果の必要があるため 現在は真剣になって摘
果している。
ハウス被覆は 平年より5日程度生育が遅れているので来月になり 本格的の収穫も6月25
日頃からになりそうだ。

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5月30日

二日続きの大雨になった。
台風と梅雨前線の影響で 連続の大雨になったが 露地の雨よけハウスにとっては 理想的
の展開になった。
果実の周りのゴミは落ち 地面は充分に湿り 被覆しても暫くは潅水の必要はない。
こんな好条件の年は珍しい。

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作業日誌 24年9月〜