詩 人 の 鐘
2005へ
No48 (07.07.30)
作・さんど さん
No46 (06.05.13)
作・はるめ さん
「プロになること」
仕事のプロ、勉強のプロ、家事のプロ、音楽のプロ・・・
プロにも色々あるけれど・・・・
私は人生のプロにならたらいいな
親の死、自傷、子どもの障害、病気・・・・
辛いこと、苦しいこと、いっぱいいっぱいあったけど
だからこそ今の幸せが実感できる
周りの優しさが染みてくる・・・・
色んな経験があったから
たぶん、人にも優しくなれる自分がいるんだろう
そうありたい・・・
No40 (06.01.20)
作・汐 さん
悔し涙
あなたがいてくれるから
今の私がいます
どれだけの言葉を並べても
言い尽くせない
いつか あなたに会えたなら
泣いてしまうでしょう
だけど きっと会えないから
あなたの為に何も
やってあげられないことが悔しくて
泣いてしまいます
せめて この気持ち
あなたに届きますように
2003年2004年度掲載分はこのページの右上
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No39 (06.01.09)
作・さんど さん
「もう少し」
もう少し待ってて
私がもう少し強くなるまで
いつかあなたに「もういいよ もう大丈夫だから」
と言ってあげられる日が来るまで
あなたなしでは生きてはいけぬ
そんな自分がいやで辛くて悲しくて
何度も逃れようとした
私の人生にはあなたが誰より必要なのに
あなたの人生に私が必要になる日なんて
永遠にこないことも もうとっくにわかってる
それでもあなたの優しさにつけこんで
「いかないで」と泣いて困らせたあの日
愛される事は時にとても重いね
子供が親の愛を重く感じる時があるように
「好き」という言葉さえ 重く感じられてしまう気がして
何も言えなくなって 冗句でごまかして
愛されることの重さにあなたが疲れてしまう前に
私の人生をあなたが重荷に感じてしまう前に
「私はもう大丈夫だから」
とあなたの心を解放してあげたい
あなたを真実愛しているならきっとできるはずだよね
だから・・・もう少し待ってて
もう少しだけそばにいさせて
あなたの為に きっと強くなるから・・・
No41 (06.02.04)
作・さんど さん
No42 (06.02.18)
作・さんど さん
No43 (06.03.04)
作・汐 さん
僕の華
破裂しそうな秘める思い
諦めたと放り投げれば
中途半端にぶら下がる
叶わぬ願いだと
来世に回していたこと
もう一度夢見てみなよ
空に咲く太陽のかけら
僕の体にも降り注ぐ
その小さな種もいつかは
大地に芽を出すだろう
潰れそうな強い憧れ
失敗したっていいじゃない
我慢せず泣けばいい
叶わない願いでも
遠回りしたって
思い通りにやってみなよ
空に咲く太陽のかけら
僕の体にも降り注ぐ
その小さな蕾もいつかは
大地に華を咲かせるだろう
No44 (06.03.21)
作・Kishi さん
あの日に戻って
僕がまだ幼い頃 君と出合った庭の片隅
今でもまだ 残っている
二人で植えた桜の木
今年も咲くよ 君が好きな花
満開の桜見上げていたね
だけど君がポツンとつぶやいた
「いつも二人 一緒だよね」
咲き誇る 桜の花が雨に濡れてさ寂しそうに
花弁が舞い散る 庭の片隅で
君をキツク 抱きしめた時
君の痩せた体覚えてる
二人 キスした桜の下で
僕の中で君が笑ってる 君と出合った庭の片隅
今でも君を 愛してる
春風の様な君の微笑を
今年も僕は独り見送る 桜の花が散っていくのを
No45 (06.04.24)
作・汐 さん
祈り
地に立ち
生きるモノの息遣いを感じる
嬉しいと言っては
喜び
辛いと言っては
嘆き
それぞれの涙をこぼす
生まれ来るものは
何も知らず
絶え去ったものは
何も語らず
それは今
命あるものの
特権だろうか
命果て
たとえ
地の底深くに埋もれても
私は
地上のあらゆるものが満たされ
平等であることを祈りたい
No47 (06.07.15)
作・はるめ さん
『夢の中』
その中では、笑ってる私がいた
不安も恐れもない私がいた
仲違いした人とも見知らぬ人とも笑ってた
光の降りそそぐなか お話していた
誰かが”レタスを食べよう”といった
瑞々しいレタスをちぎって食べた・・・みんなで一緒に
雨音で目が覚めた
現世に戻っていた
”あったかい気分”が残った