襟やポケットがピシっと決まっていると、まぶしく素敵ですよね。
でも、よく見るとしわがあるとちょっとがっかり!
お家でも綺麗にていねいにできるアイロンがけの基本を学びましょう。
【下準備】
◆シャツ全体に霧吹きします。
◆背中側に折りたたんでクルクル巻いて5分ほど待ちます。
◆特に衿とカフスには多めに霧を吹きます。
乾かしたままではゴワゴワのシャツが霧を吹くとしっとりとなじみます。
【かける順番】
◆肩→そで→カフス→えり→見ごろ→背中
◆肩部分の布地の背側のラインを両端で持ちます。
◆そこをピンと引っ張って内側に折ります。
◆背中と二枚重ねにしたままで肩の布地の平面をつくって上からアイロンをかけます。
◆アイロンは滑らすつもりで、ゴシゴシこすりつけてはいけません。
◆アイロン台をテーブルの上に置くとか、立ってかける方が体重をかけやすいですね。
◆タックは背中全体をかけるより先に、シャツを裏返しにして適当に作っておきます。
◆そでも縫い目を持ってピンと張り、平面にします。すると自然にタックのしわができるので、
それを素直に押します。
◆カフスはかける直前に再度霧吹きします。アイロンをかけ終わったそでに霧がかからないよう、
手で壁をつくってカバーします。
◆えりは手元側に剣先を持ってきて、まず裏側から。剣先からアイロンの先端を入れます。
このとき、もう片方の剣先を引っ張りながらやるとうまくいきます。
◆真ん中までかけたら、反対の剣先から真ん中へかけます。
◆真ん中に布地のたるみが出たら、剣先を両側からピっと引っ張ってたるみをなくし、
真ん中の部分をそっとアイロンで押してやります。
◆ポケットも同様に縫い目の外側から中へかけ、しわを防ぎます。
◆背中の広い部分はしわが寄らないようにアイロンの行く先に露払いの手を置いてかけます。
◆かけ終わったらかけ終わった部分にしわを作らないようにシャツを大きく空中で動かします。
◆アイロンかけのコツ
前進・・・先を少し浮かせます。
後退・・・後ろを少し浮かします。
アイロンがけ
☆アイロンは押さないで滑らす
☆かけ終えたところは手元から遠くへ離す
☆えりやポケットは外から中へ