フローリングの9割は合板材、カラぶきが大事
フローリングとは、簡単に言うと”板の間”です。
本物の一枚板の場合は水ぶきでもよいが、合板はカラぶきが基本です。
家庭用のフローリングに使われる一般的な床板は、ラワンなどを3枚以上
組み合わせて張った合板の表面に、1ミリ前後のサクラやナラなどの薄い板を張ってあるものが多く、
水ぶきでは板の継ぎ目から水がしみ込み、表面の板が剥がれる恐れがあるので、
水気はすぐにふき取るのが基本です。
落ちにくい汚れは固くしぼった布でふきます。
住居用の洗剤は使い過ぎないようにしましょう。
手入れの方法
【ワックスかけ】
◆塗るのはつやがなくなってからにします。
◆ワックスを広口の容器に移して、スポンジかはけで塗ります。
◆30分くらいで乾いたら、ぼろきれなどでふき込んでつやを出します。
◆重ねて塗り過ぎると滑りやすくなるので注意します。
【ニス塗り】
◆全体にサンドペーパーをかけます。
◆鉛筆と同じ持ち方で肩幅ぐらいずつ塗ります。
◆部屋の奥から出入り口へと塗っていきます。
【傷の手入れ】
◆小さい傷は補修用クレヨンを塗り、余分をふき取ってからワックスをかけます。
◆深い傷はパテで埋めます。
◆傷をつけないために、テーブルやいすの足に付けるクッションもありますので履かせるのもよいでしょう。
フローリングの手入れ
【基本の極意】
☆水ぶきはダメ
☆ワックスはつやがなくなってから
☆普段の手入れが第一