いつも自分でやっているボタンつけ、妙にきつくつけてボタン穴に収まりが
悪かったり、玉留めの玉がゆるくて遊んでしまったり、簡単なようで難しい。
それっていつの間にか自己流になってしまっているから?
もう~一度、初心に帰ってボタンつけ、学んでみましょう。
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【四つ穴の大きめサイズで練習】
◆四つ穴の場合、糸はボタンの穴にバツ形に通さず、二の字に通します。
バツだと糸がボタンの上で交差し高くなって、使ううちにそこが擦れ弱くなってしまいます。
◆針はできるだけ太くて、短いものが力を込めやすく使いやすいためです。
◆糸の長さは60センチほどがよく、指で糸を持ち肩口あたりまで伸ばした長さが目安です。
◆滑りやすくするために、糸にロウを塗るといいようです。
◆糸は二本どり、玉を作り、生地の表から針を刺します。
◆ボタンの穴に糸を通し布をすくいます。このとき、糸を全部引ききらずボタンと布の間に余裕を残します。
◆バランスよくボタンをささえて、合計2回通します。
ボタンをつけるときに脚を作ります。
脚とは、洋服を着てボタンをかけた時に、挟まる布の厚み分をボタンを浮かせてつけなければならない、
この、余裕の部分を脚といいます。
◆糸を引き過ぎてボタンが布にくっついてしまわないように、ボタンを人さし指と中指ですくうように持ってやると、
ボタンは布から離れますし、心もち、ボタンを引っ張りながらやると上手くいきそうです。
◆ボタンの穴に通し終わったら、脚の部分に下から糸を巻き上げていき補強します。
◆さらに、できあがった脚に針を刺し、貫けば完成です。
◆玉留めは糸が抜けないので必要ありません。
◆ワイシャツやブラウスなどの薄い生地は、糸は一本どりがよく、ボタンは生地から少し浮かしますが、
糸は巻きません。
◆玉留めはしないで、布と布の間に針をくぐらせながら、布の裏側に小さな縫い目を二目ほど出して始末します。
ボタンつけ
【基本の極意】
☆短い針の方が使いやすい
☆ボタンを引っ張りながら針を運ぶ
☆玉留めは作らない
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