保温調理法で煮る

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省エネとエコ活動、一見常識やぶりの”保温調理法”の基本とは

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なべをタオルで包み、美味しく調理

「保温調理法」って?

 ガス代を節約し、二酸化炭素の排出量を減らし、手軽で美味しい煮物の作り方でコトコト煮込まず、
沸騰したらなべごと厚手のバスタオルや毛布で包んでおくだけ

 え!? これって常識破りじゃ?

本当に美味しくできるか試してみましょう。

 
【ニンジン】

◆直径3センチのニンジンを二本ずつ、皮つきのまま二つのなべに別々に入れてふたをし水から煮ます。
◆沸騰したら弱火にして、一方はそのまま煮続けます。
◆もう一方は二分後に火から降ろしてタオルケットで隙間なく包みます。
◆約15分後に両方のニンジンを取り出して味をみます。

◆保温調理したニンジンは少し硬めだけれど、甘みと香りが口の中に広がって果物みたいに美味しいです。
◆煮続けたニンジンは味がなく生臭くて・・・

 【鶏レバー】

◆一口大に切った鶏レバーを数10分水に浸してから、血抜きします。
◆血の塊などは洗い落し、なべにたっぷりの水を沸騰させて入れます。
◆片方はそのまま20秒だけ火にかけた後、15分保温します。
◆もう片方は弱火で同じ時間煮続けます。

 ◆保温調理したレバーは味が深く、とろけるように柔らかく
◆そのまま煮続けた方は臭みが強く、味が抜けてボソボソしています。

 【煮魚】

◆なべに半分程度の水と数センチ角の昆布、酒としょうゆ少々を入れ、沸騰したら魚を入れます。
◆再び沸騰させて弱火で1分煮ます。
◆20分保温して完成です。

 
【保温調理の応用】

◆魚は切り身でも丸ごとでもいいが、丸ごとなら内臓は除いておきます。
◆おでんなどは朝準備しておけば、夕方には出来ているでしょう。
◆素材の大きさや煮えやすさ、料理の種類によって煮汁の量や加熱の仕方、保温時間は変わります。
◆通常、沸騰は5分以内に抑えるのがコツです。
◆寒い季節はタオルを二重にしたり、座布団を敷いたりして保温力を増します。
◆火の通りが不十分のときは再加熱して保温し直します。

 

【保温調理法の利点】

◆短い沸騰の後、徐々に冷めていくので、煮えるのに最適の温度など理想的な条件に近いこと
◆煮汁の味は冷めるときに具にしみ込むから美味しさが一段と増します。

 保温調理法は省エネ効果も大きいです。

 

保温調理法で煮る

【基本の極意】

☆沸騰は短く、弱火で5分以内
☆味付けは薄めで、素材の味を生かす
☆料理によって加熱法や保温時間を工夫

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