およばれのマナー
【訪問の準備】
◆急用で訪問できない場合・・・すぐに電話で、伺えないこととお詫びを伝えます。
◆遅刻しそうな時・・・早めに電話で、相手に遅刻することを伝え、お詫びします
◆身だしなみ・・・露出が多すぎる服、派手すぎるヘアスタイルや化粧、強い香水
などは避けます。足まわりのチェックをしっかりしましょう。
◆手みやげ・・・先方の近所では買わないことです。
【玄関先でのマナー】
◆時間厳守よりも、「ちょっと遅れて」
5分程度遅れて訪問する方が、相手にとっては良いと思います。
ただし、大幅な遅刻は禁物です。遅れる場合は連絡をします。
◆コートを脱ぐタイミング
最近は欧米化により、玄関でコートを脱ぐ方が多くなっております。
玄関先で脱ぐと、いかにも上がりこむという感じがして失礼だと
言われるようになりました。
雨の日は、家の中を汚さない配慮を。小さなタオルを用意しておき、
雨粒を拭き取ってから訪問します。
◆ナマ足はダメ!
訪問時、靴下が汚れてないか必ずチェックしましょう。
伝染しやすいストッキングなら、必ず替えを用意しておきます。
お洒落な服装からナマ足であるときは、必ず靴下を要して履きます
◆靴を脱いだらスリッパの横に上がり、完全に後ろを向かないようにしゃがんで、
靴の向きを変え、邪魔にならないよう端に寄せて、スリッパをはきます。
【手土産のマナー】
手みやげを手渡すときに、のしがあれば相手から見て正面になるようにします。
ふろしきにつつんであれば、相手の目の前でほどくようにします。
袋に入っている場合は、袋から出し袋を簡単にたたみ相手に渡します。
【お部屋に通されたら】
部屋に通されたら、座る前に、しっかりとあいさつをします。
◆畳の部屋の場合は敷居や、畳のへりを踏まないようにし、座布団を外して挨拶します。
おじぎの時も、へりに手がかからない所でします。
◆椅子の場合は立ち上がり、下座側に立って挨拶をします。
◆小さなバッグはソファの上、大きいバッグは足元に置くようにし、テーブルの上には置か ないようにします。
【飲み物のマナー】
◆飲み物の好みを聞かれたときは、「コーヒーを頂きます」など、
ハッキリと自分の好みを伝えましょう。
◆お茶やお菓子をすすめられたら遠慮せず、残さないようにいただきます。
◆お茶は、左手を茶わんの糸底にあてて飲む。茶たくはテーブル
の上に置いたままで。
◆コーヒーや紅茶の場合、テーブルが低かったり遠かったりしたら
左手にソーサー、右手にカップを持って飲みます。
【おいとま時のマナー】
◆用件が済んだら長居をせず、おいとまを。引き止められても、丁重に辞退します。
◆椅子を立ったり、座布団を外した時に、おもてなしのお礼をします。
◆スリッパは靴を履いてから向き返り、スリッパの向きも揃えます。
◆帰路を気づかっているようであれば、帰宅してから電話をします。
数日以内にお礼状を差し上げると丁寧です。