電話やメールがなかった時代、手紙は相手に気持ちや用件を伝える大切な手段でした。
相手を安否を気づかう気持ちや、これからの親交をお願いする言葉などを入れます。
★手紙の書き方のマナー★
【タイミングが大事】
◆お礼やお詫びの手紙は、なるべく早く出します。
【相手の安否を気づかう言葉を忘れずに】
◆季節に応じて相手の健康状態を思いやる言葉を入れましょう。
【敬語を正しく使います。】
◆紙の中では、通常、相手に対しては尊敬語、自分に対しては謙譲語を使います。
【表書きは、楷書の読みやい字で】
◆封筒の表書きは、楷書でしっかり書くよう心がけましょう。
【封書の場合、差出人の住所は裏側に】
◆封筒裏中央の継ぎ目を挟んで、右側に住所、左側に氏名を書きます。
目上の人へ出す場合には、住所・氏名ともに継ぎ目の左側に書きます。
【封筒、便箋とインクの色】
◆慶弔いずれの場合にも、白の上質封筒と便箋を使用するのが最高とされています。
◆インクの色は黒またはブルー系のブラック、筆で書くときには、お祝いは濃い墨で、
不幸のときはちょっと薄めの墨で書きます
【書き出しの位置に注意を】
◆便箋の場合、文章の最後に相手の名前を書きますが、最も高い位置から書き出します。
これに対し、差出人(自分の名前)は、最も低い位置から書きます。
【句読点に配慮を】
◆結婚披露宴の招待状や、会葬礼状では、文中で句読点を用いないのが慣例とされています。
◆目上の人やお仲人さんなどからの「お見舞い」「お祝い」のお礼の手紙は、
手紙で書くのがマナーです。
◆重になった封筒は、不祝儀ごとには「不幸がかさなる」の意味があるので使えません。
【御礼状を書く】
◆気持が第一、作法にとらわれず。
◆常に手元にカードと切手を用意しておきます。
◆出先で書いて、そのままポストへ。